イネ科

竹 オカメザサ属

オカメザサ・阿亀笹 (竹)

イネ科オカメザサ属 日本原産 

小型であるため笹と名が付くが節から鞘が脱落するため竹に分類される。日本庭園などに利用される。

2022/11/20撮影

   

笹 ササ属

クマザサ・隈笹 

イネ科ササ属 日本特産 

葉にある白い隈取りが名前の由来。節から鞘が落ちずに残るため笹に分類される。葉には抗菌作用や防腐作用があり、笹寿司やちまきなど料理に使われる。

2022/11/04撮影

   

笹 メダケ属

メダケ・女竹 (笹)

イネ科メダケ属 

分布:関東地方以西から沖縄 

多年生常緑笹 直径約2cm 川岸や海岸などに群生する。竹と名が付くが、節から鞘が落ちずに残るため笹に分類される。葉は長くゆるやかに垂れる。2022/11/20撮影

  

ネザサ・根笹 

イネ科メダケ属 日本固有種

分布:本州から沖縄 多年生常緑笹

山地や川岸などに群生する。節から鞘が落ちずに残るため笹に分類される。葉は短く垂れない。

2022/11/19撮影

  

竹 トウチク属

トウチク・唐竹 

別名ダイミョウチク・大名竹 

イネ科トウチク属 

分布:中国南部・台湾原産 

多年生常緑竹 節には環が2つで紫味を帯びる。造園に利用される。

 2022/11/04撮影

   

竹 マダケ属

キッコウチク・亀甲竹 

イネ科マダケ属 中国原産 

モウソウチクの突然変異

2023/03/02撮影

名古屋市東山植物園にて


ハチク・淡竹 

イネ科マダケ属 分布:中国原産

節には環が2つで直径約10cm 筍は食用になり最盛期は5月頃からで皮に黒い斑点がない。竹材は細く割りやすいため茶筅など茶道用具に利用される。耐寒性があり寒い地域でも生育する。 2022/11/03撮影


ホテイチク・布袋竹 

イネ科マダケ属 中国原産 

節間が短く詰まり膨らむ様子が七福神の布袋の腹を連想させることから名が付いた

2023/03/02撮影

名古屋市東山植物園にて


マダケ・真竹 

イネ科マダケ属 

分布:本州から沖縄 

節に環が2つで直径約15cm タケノコは苦みがある。竹材は弾力性があり竹細工などに利用される。皮は斑点模様が美しく包装などに利用。2022/10/29撮影


モウソウチク・孟宗竹 

イネ科マダケ属 分布:中国原産 

節には環が1つで直径約18cm タケノコは肉厚で柔らかくえぐみが少ない。竹材は弾力性に欠け、建築や農漁業用資に利用されるが、かごなどの編組には向かない。

2022/10/29撮影

 

竹 マチク属

キョチク・巨竹 

象竹 ジャイアントバンブー 

イネ科マチク属 

分布:東南アジア 

世界最大の竹 

 2022/12/02

のんほいパークにて撮影

   

マチク・麻竹 

イネ科マチク属 

中国南部原産 

タケノコを乳酸発酵させメンマが作られる。

 2022/12/02

のんほいパークにて撮影

   

竹 ヤダケ属

ラッキョウヤダケ・辣韭矢竹 

イネ科ヤダケ属 

ヤダケの変種で原産地は不明 

下にある節ほどラッキョウのように肥大する

2023/03/02撮影

名古屋市東山植物園にて

竹 ラカンチク属

ラカンチク・羅漢竹 

ソロバンチク・算盤竹 

イネ科ラカンチク属 中国西部原産

節が算盤の玉状に膨らむ。気候の変化に弱い

2023/03/02撮影

名古屋市東山植物園にて